
2020年1月13日
TALEX オーバーグラスを作ってみました。
この時期、車の運転をしていると、日差しは、強くはないものの、眩しいと思う事は、多くあります。
しかし、メガネを常用していると、わざわざ、サングラスに掛け替えないといけません。メガネは、遠近両用にしてあるのですが、サングラスは、遠近両用にしてあるものがありません。
確実に、一日ドライブに出かけるとわかっていれば、遠近両用のコンタクトレンズをはめて、度無しの偏光サングラスをはめて出かけます。ただ、そうでない時には、コンタクトは、使い捨てで、もったいないので、あまり使わないように、メガネで我慢したり、遠近両用でない偏光サングラスで辛抱したりです。
今回、思い切って、偏光レンズメーカーの「TALEX」の遠近両用でサングラスを作ろうかな、とも思ったのですが、その前に、同じ「TALEX」社のオーバーグラスを作ってみる事にしました。
まずは、「TALEX」社の 「オーバーグラス」と 度無しの偏光レンズを用意します。
今回のレンズは、コントラスト重視のカラーで、「ラスターオレンジ」、6カーブ、オーバーグラスなので、中にはめるメガネがあまり透けて見えない様に、ハードマルチシングルコートにしました。

袋から、レンズを取り出しました。
偏光レンズなので、方向性があるので、横に水平に印が付いています。

これから、加工です。
まずは、加工機で レンズの形をトレースします。

次に、加工機にレンズを挟み込んで削る為の吸盤を取り付けます。

いよいよ、レンズを加工機にセットします。
左の方に 挟み込まれています。

右レンズ、左レンズと削り上がった状態です。

レンズの仕上がりサイズを確認して、吸盤を外し、レンズのフチの面を落とします。
そして、レンズに歪みが生じない様に確認しながら、手作業で最後の調整をして、レンズをフレームに入れます。

キズや、歪みの最終チェックをしたら、完成です。
以下、オーバーグラス用ソフトケース、オーバーグラス、レンズが入っていた袋、製品保証書、取扱いご説明書です。

メガネと仕上がったオーバーグラスです。

こんな感じになります。
実際、お顔にはめると、横からは、光が入りにくいので、こんなに透けては、見えません。
但し、あまり大きいレンズのメガネだと、装着出来ない場合があります。

冊子「JAFメイト」や、冊子「サライ」の付録「大人の逸品」などにも掲載されていますが、店頭では、実物をご覧になり、お好みのレンズカラーを選んで頂けます。
「TALEX」偏光レンズや、オーバーグラスのお求め、ご相談は、メガネの千賀 本店へどうぞ。