2019年11月28日
空気電池の電池寿命
充電式の補聴器の割合は徐々に増えてきていますが今までお使いの補聴器では空気電池を使用しているタイプが圧倒的に多いと思います。
そして、寒くなってくるとよく耳にするのが「電池の持ちが短くなった気がする。」というお話です。
確かに補聴器の小型化に伴い使用する電池も昔に比べて小さなものを使用する補聴器が増えてきました。小型の電池は大きな電池と比べて当然寿命は短くなります。
寒くなるとその電池寿命がさらに短くなる事があります。その原因は
1. 気温が低くなる。
空気電池は20度ほどが適温であり、5度以下になると著しく寿命が低下するそうです。冷えてしまった場合は体温で温めてあげるとまた回復します。
2. 室内の二酸化炭素が多い。
ストーブなどの暖房器具を使用し室内の二酸化炭素濃度が濃くなると電池寿命に悪影響を与えます。こまめに換気して二酸化炭素濃度が濃くなりすぎないように気を付けましょう。