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千賀のコト

  • 2017年9月2日

    8月1日八朔の京都祇園『一力亭』にお客様と行ってきました

    八朔(はっさく)とは 8月朔日(旧暦8月1日)を略した言葉で 古来より 恩義のある人に贈り物をする風習があった日。

    京都の花街 祇園においては 『事始め』(お正月みたいなもの…と聞きました)に当たり 芸妓さん舞妓さんが黒紋付の正装姿で 日頃からお世話になっている お茶屋さんなどに 『おめでとうさんどす これからもおたのもうしますぅ』と 挨拶に廻る花街の伝統行事だそうです。

    そして祇園 花見小路に『一力亭』はあります。祇園の中でも 最も 格式 の高い由緒ある『お茶屋』さんです。

    歌舞伎の『仮名手本忠臣蔵』にも登場する歴史的なお茶屋さんで 大石 内蔵助 が豪遊した とか 近藤 勇 や 大久保 利通 西郷 隆盛 も通った…という話もあります。

    もちろん 『一見さんお断り』ですが 長いお付き合いのある 京都のメーカーさんとの『ご縁』で1年にたった一度 8月1日八朔の日に開かれる

    祇園一力『宝飾逸品の宴』と題した展示会に お客様をご招待させて頂く事になりました(^∀^)>

    今回ご参加下さったのは 大切なお客様の1人 H様ご夫婦 2組(偶然イニシャルが同じです) 『10時すぎ位から舞妓さん達が 一力亭にご挨拶にみえるから 良かったら早めに来て ご覧になってもいいですよ』とお声をかけて頂いたので お言葉に甘えて お客様と待ち合わせて 京都駅からタクシーで…

    メーカーさんから『タクシーの運転手に 一力まで。と言うと 運転手が ピシッと襟を正すょ』と聞いていたので タクシーの中から緊張が始まり 気持ち悪くさえなってしまいました(>_<)

    紅色の壁が鮮やかな 一力亭につくと すでにカメラマンや見物人の人だかりで 舞妓さん達が来るのを 今か今かと待っていて 熱気に圧倒されます(@_@)

    そしてメーカーさんが 一力亭から出て来て『酒井さん!こっち こっち!』と手招きして下さり お客様を 一力亭の中にご案内!!早くから待ち構えてる 皆さんの視線を感じながら 申し訳ないやら 優越感やら…(勘違いですみません(>_<))

    しばらくして舞妓さん達が来はじめると 一力亭の外は 『立ち止まるな~』『どいて~』と ごひいきの芸妓さんや舞妓さんが 一力亭に入る所のシャッターチャンスを狙う人の怒号で急ににぎやかになり 中にいる私達も 立っている場所により うっかり足が写り込もうものなら『写るんだよ~』と怒られます(@_@)

    そんなこんなで 受け付けをすませ いよいよお座敷へご案内(*^^*)

    (一力亭さんにはお客様のお履き物を管理される人がいます。どのお客様がどの靴を履いてみえたのか把握されていて さすがプロ!!と脱帽…勉強になります!!)

    お客様には 技が光る 京料理を堪能しながら 艶やかな 京舞を鑑賞して頂き 芸妓さん 舞妓さんにお酌をしてもらって お酒や会話を楽しんで頂きました。(*^^*) 私が一番驚いたのは お料理やお抹茶 水菓子を 仲居さんではなく 芸妓さん 舞妓さんが運んでくれる事です

    H様ご夫婦も 舞妓さんから『せんじゃふだ』を頂いたり 一緒に写真を撮ったり と とてもご満足いただいて 展示商品のなかから 素敵な商品を選んで下さいました♪(^∀^)

    ここで 選んで頂いた商品の中から一点 ご紹介させて頂きたいと思います。

    『ネオネロ』というブランドで 美しさと繊細さ を兼ね備えたイタリア発のゴールドジュエリーで 高度な技術を駆使した中空成型は見た目のゴージャスに見合わないほど軽い付け心地が特徴。カジュアルにもドレッシーにもオールシーズン活躍するジュエリーです♪H様の奥様はとてもキレイできゃしゃな方ですが なぜか 大振りのジュエリーがよくお似合いで 今回の プクッと膨らんだ 繊細な透かし模様の イエローゴールド ピンクゴールド そして日本ではあまり見かけない ブラックゴールドの華やかな組み合わせのロングネックレスは 奥様の雰囲気にピッタリでした!

    (このネオネロは普段 店頭には並んでいませんが 9月30日土曜日 10月1日日曜日に岐阜グランドホテルで開催する 千秀会 に並びますので よろしかったら見にいらして下さいm(__)m)

    お帰りにはプロのカメラマンに一力亭の中に入った方にしか体験できない『のれんの内側』の前での記念撮影もしていただきました♪こうして 岐阜羽島駅から36分の 別世界での1日は終わりました

    H様

    京都までありがとうございました

    2017年9月2日

    category:

    author:
    酒井 一江