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千賀のコト

  • 2019年6月20日

    RIC(リック)補聴器の耳栓の効果

    出荷されている補聴器の約50%を占めるRIC(リック)式補聴器。

    音を出力している部品(レシーバー)が耳の中に入る為、本体が小さく出来る、チューブが無いのでロスが少ないなど利点の多い補聴器ですがなんといってもイヤチップ(耳栓)を交換することによって簡単に音質(利得)を変えることが出来るのが一番の利点ではないでしょうか。

    例えば、シバントス社の場合、RIC用の丸い耳栓だけで9種類あります。

    大きさの小さい物から大きい物、穴が開いた物と開いていない物、傘の部分が2重になっている物、これらをパチッと付け替えるだけで聞こえが変わってしまいます。

    初めて補聴器を着けられる方は自分の声がこもった感じがして気になる方が多いのですが穴の開いた耳栓を使うことによってかなりこもり感を軽減することが出来ます。

    逆に低音域の聞きづらい方は傘の2重になった耳栓に変えることによって低音域の利得を上げることが出来ます。

    実際の補聴器で聞こえの変化を体験していただくことが出来ますのでぜひ、お気軽にご相談ください。

    2019年6月20日

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    author:
    村瀬 利昭